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全機種対応ケースって?どう使うの?選び方や構造は?

ネットや雑貨屋さん、同人グッズやライブグッズなどでも見かけることが増えた、
『全機種対応の手帳型スマホケース』。
今回はこちらについて、基本的な構造や使い方について解説します。

ざらめ

特にAndroidユーザーの方は、専用ケースの種類が少ないため、全機種対応型ケースの購入を検討している方も多いと思います!
どんなものかわからなくて、買おうか迷っている人は参考にしてください!

目次

全機種対応の手帳型スマホケースとは

ここでいう「全機種対応の手帳型スマホケース」とは、販売店やインターネット上などで、
「多機種対応」や「マルチケース」などと様々な呼ばれ方をしている商品のことです。

一番多いのは、粘着で端末を貼り付ける「粘着固定」のもの。
他には粘着の代わりに吸盤がついていて、「吸盤固定」のもの、
左右に押し広げることができるツメで端末を挟む、「挟むタイプ」のものがあります。

今回メインで取り上げるのは一番多い、「粘着固定」のものになります。

重要なポイント

まず一番初めにお伝えしたい大事なことがあります。

それは、『全機種対応』とうたっているものでも、『すべての機種に対応しているわけではない』ということです!

商品パッケージや販売店、商品説明欄などに全機種対応と書かれている場合でも、スマートフォンの種類はめっちゃくちゃたくさんありますので、中には非対応な機種もあります。
なので、『ほぼ』全機種に対応するであろう商品、と解釈した上で購入検討されるのが良いと思います。

ざらめ

自分のスマホが全機種対応型のケースに対応しているのか、確認するポイントも最後にまとめておりますので参考になさってください!

基本的な構造

こちらが、全機種対応のスマホケースです。手帳型です。

全機種対応ケースとは

一見ふつうの手帳型スマホケースですが、背面を見るとわかる通り、カメラの穴がありません。

じゃあどうやって写真撮るの?

ざらめ

ケースを開いた状態の写真がありますのでご覧ください

ケース内部

左側はカードポケットで、右側がスマホを貼り付け装着する、粘着パッド部分です。

粘着パッドスライド

この粘着パッド部分が上にスライドできるようになっており、スマホを貼り付けた状態で上にスライドすると、カメラ部分が外に出るというわけです。

実際に装着した状態が下の画像です。

カメラがでますよ
横から見た

普段はスライダーを下げた状態で使い、カメラを使いたいときだけ端末をもって上にスライドして使うという使い方です。

対応している機種、サイズ

全機種対応型のケースは、メーカーやシリーズによってサイズが様々あります。
Mサイズ、Lサイズなどとパッケージに書かれていますが、メーカーが変わると同じMサイズでも細かいサイズ感は変わってきます。

なので必ずパッケージに表記されている、【幅×高さ×厚み】をチェックしてください!
そして自分の端末のサイズも把握しておきましょう!

商品によっては、パッケージ裏に「ここまでのサイズなら対応可能」といったスケール(定規替わりになる目盛り)が印刷されていたり、
対応機種一覧のページにつながるQRコードが印刷されていたりします。

実店舗で探す場合は、パッケージの上から自分のスマホを載せて、だいたいのサイズ感(はみ出たりしないかな~?等)は確認できると思います。

ネットで探す場合は、サイトによって色々表記は違うと思いますが、最低限【幅×高さ×厚み】くらいは載っているはずです。

基本的にははみ出たりしなさそうであれば、使えると思っていいです!
コンパクトな端末の場合は、あまり大きなケースを選ぶとスライドしてもカメラが出ない場合があるので要注意。

わたしのスマホならサイズが大丈夫そうだから使えるよね。

ざらめ

待ってください…!あともう2点…!確認頂きたいポイントがあります!

粘着パッド部分は平らになっているため、
スマホ自体の背面も平らになっていないと接地面が少なくて貼り付きません。

スマホの確認ポイント

スマホの背面は、平らになっていますか??
Xperia XZ3など、背面がカーブしていて曲面になっている端末は貼り付きにくいのでオススメできません。

また、最近の端末はカメラレンズが2個、3個、4個…とたくさんついています。
しかも縦に3つくらい並んでいることも多いですね。
そうなると、端末を上にスライドしても一番下のカメラレンズが外に出てこないことが多いです。
カメラの使用時に、ケースが写りこんで撮影に支障が出てしまう場合があります。

スマホの確認ポイント

カメラのレンズは縦に複数並んでいませんか?
上のほうにカメラレンズはついていますか?下過ぎるとケースが写りこんでしまいます。

ざらめ

この上記2点も購入前に必ずチェックしてください!

端末のつけ方

それではiPhone8を使って、端末をケースに装着してみます。
iPhone8のサイズは幅67.3mm×高さ138.4mm×厚さ7.3mmです。
今回使用したケースのサイズは幅81mm×高さ14.8mm×厚さ10mm(実寸)です。

基本的なつけ方

まずは必ずスライダー(粘着パッド)が下にあることを確認してから、粘着の剝離紙を剥がします。

パッドが下の状態で貼る

あとは端末をゆっくりと置いて、粘着部分を上から圧着します。

上から圧着

特に難しいこともなく、ただ貼るだけでOKです。しっかりと上から圧をかけて粘着がくっつくようにするだけです。

ただ、iPhoneシリーズなどを始めとして、背面がガラス素材のもの、背面がマット加工のもの、背面が鏡面仕上げのものなどは粘着と相性が悪くすぐ取れてしまうことがほとんどです。

背面素材に注意が必要

そうそう!電話してたら急に取れて落ちちゃったのよね!

貼り付けた直後は大丈夫そうでも、しばらく使っていると落ちてきた!という事も多いです。

そんな方にぜひ試して頂きたい方法が2つあります!

粘着が貼り付きにくい場合のつけ方

その1『落ちないくん』を使う

全機種対応の手帳型スマホケース向けに作られた、画期的な商品が存在します。
その名も『落ちないくん』という粘着力をUPしてくれる落下防止シートです!

株式会社サンクレスト
マルチケース専用 落下防止シート 落ちないくん
407円(税込)
JAN:4982416623720

落ちないくん最高

使い方も簡単です!
パッケージにある水色の点線のサイズで、透明なフィルムのようになっているシートです。

これをスマホの背面側に貼るだけ!

透明です

手帳ケースの粘着パッド部分に合うように、ど真ん中ではなくちょっと下寄りに貼るのがポイントです。

半分より下よりに貼る

剥離フィルムを剥がして、端末に貼り付けます。
背面が汚れている場合は、きれいに拭いておいてください。
また、スマホに最初から貼られている白いシール(SDスロットの開け方とかなんか説明が書いてあるやつ)は、
必ず剥がしてから落ちないくんを貼ってください。
スマホ背面に直接貼るようにしないと、粘着力が落ちてしまいます。

簡単にはれます

画面フィルムのようにキレイに貼る必要はありません!
気泡が入っても気にしない!(ケースに貼る時に結局気泡は押し出すので。)

粘着パッドと落ちないくん部分があうように貼る

ちゃんと粘着パッドの位置に、落ちないくんが合うように貼れているか確認してください。

しっかり押して圧着

スマホを置いて、上からしっかりと圧着させてください。
スマホが壊れない程度に割と力をかけて圧着させるのが大事です。

ふってもおちない

これでしっかりくっつくようになりました!!
安心して使えます!

その2『クリアケース』を使う

もう一つの方法は、ご自身のスマホ機種に合ったクリアケースを使う方法です。

クリアケースでもいい

まず大事なのは、その機種専用のクリアケースであること。
そして背面がガラスでないもの、つまりポリカーボネート製やTPU製のものをご用意ください。

用意したクリアケースを、粘着パッド部分に貼り付けます。

ケースはガラス背面じゃないものをご利用ください

こちらもしっかりと圧着してください。

ケースごとスライド

クリアケースごと、上にスライドができるのでカメラももちろん撮影可能です。
もしレンズが縦に複数並んでいる機種で、カメラにケースが写りこんでしまう場合は、
クリアケースから端末を取り外して撮影すればOKです。

クリアケースを貼りつけて使う場合、端末直接or落ちないくんを利用した時と比べて、
クリアケース分の厚みが出ます。

ケースの分あつみがでます

そのため、手帳ケースの蓋がしまらなくなる場合もあるので、サイズ感(厚み)には余裕を持たせたほうがいいでしょう。

厚みがでると蓋がしまらないケースもある
ざらめ

なるべく薄手なクリアケースを使うというのも手です。
その場合はポリカーボネート製の方が薄くておすすめです。

新品の装着時に用意しておくのがポイント

『落ちないくん』を使う場合も、『クリアケース』を使う場合も、
全機種対応の手帳ケースを使い始める段階(装着する段階)で、最初に用意しておくのがベストです!

というのも、手帳ケース側の粘着部分に汚れがついたり、粘着がよれたりしてしまうと粘着力が落ちてしまうため、
せっかく落ちないくんを付けたとしても(orクリアケースを嵌めたとしても)、きちんとくっつかない可能性が出てしまうからです。

最近の端末はガラス製などが非常に多いため、正直粘着が取れやすい端末ばかりです!
なのでどんな機種のスマホの場合でも対応できる『落ちないくん』を最初から用意しておくのがおすすめです!

端末の外し方

必要なもの

机の中で眠っている、いらないポイントカードなどがあればそちらを利用します。

紙製ではなく、プラスチック製のある程度厚みがあるカードがよいです。
今回は左側のアパレルショップのカードを使わせて頂きます。

ポイントカードとかつかいましょ

外し方

カードを、粘着パッドとスマホの間に差し込みます。
そのままぐいぐいと押しこんでいきます。

隙間にさしこむ

ぐいぐい差し込んでいき、剥がれてきたな…と思ったら、指も入れて端末を剥がします。
結構力がいるのでご注意を。

※剥がす時に、粘着パッド部分が壊れる場合が結構あるので、覚悟して剥がしてください。

ぐいぐいぐいっとやる

取ることができました。
落ちないくんを貼っている場合は、粘着汚れが落ちないくん側についてくれるので、
落ちないくんを剥がせば端末はキレイなままです!

落ちないくんだけに汚れがつきます

一度端末を貼って剥がすと、大抵の場合は粘着パッドが破けたりよれたり、
スライダー部分ごとぶっ壊れたりしますので、ご了承ください。

基本貼ったら貼りっぱなしだよ

落ちないくん自体はシリコン吸着でとても有能なので、スマホ側に落ちないくん自身の粘着汚れはほぼ残りません。

落ちないくんはセロテープではがそう

ちなみに、落ちないくんはそんなに汚れていなければ再利用できます。
全機種対応の手帳型ケースのみ買い替えて交換したい場合は、落ちないくんを剥がさず利用するのが良いでしょう。
多少の汚れはウェットティッシュなどでふき取っておけばOKです。

選ぶ際の注意点まとめ

販売店やネットで全機種対応の手帳型ケースを買う際は、以下の点は必ず確認しましょう!

全機種対応の手帳型スマホケース選びの注意点
  • 【幅×高さ×厚み】のサイズ感は大丈夫か?
  • スマホ背面は平らになっているか?
  • カメラレンズは上の方だけにあるか?
  • 背面の素材がガラスや鏡面仕上げ、マット仕上げの場合は、落ちないくんやクリアケースの準備が出来ているか?
忘れがちなのは【厚み】と【カメラ位置】

ここまで確認して頂ければ、大抵は失敗せずにケース選びができると思います!

よくある疑問もQ&A方式でまとめましたので後日アップ致します!

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